冤罪犠牲者の会が結成されました。

2019/3/2(土)「冤罪犠牲者の会」の結成総会が行われました。冤罪犠牲者が手をつなぎ、冤罪を撲滅するために声を上げていくという画期的な会になります。

発起人は布川事件の桜井昌司さん、共同代表は大阪・東住吉事件の青木惠子さん、西武新宿線痴漢冤罪事件の矢田部孝司さんらが務める。そして呼びかけに応じた、足利事件の菅家利和さん、狭山事件の石川一雄さん(再審請求中)、志布志事件で無罪となった藤山忠さんらが参加。袴田事件の袴田巖さん(再審請求中)と姉の秀子さんも静岡から駆けつけてサプライス登場。

再審で無罪を勝ち取った人、裁判のやり直しを求めている人、その家族たち約50人が2日、都内に結集し、「冤罪犠牲者の会」を結成しました。取り調べの可視化、再審法の改正、全証拠開示、不正を監視する第三者機関「再審審査会」の設立などを目指し、冤罪撲滅を国会に働きかけていく予定。

それにしても、日本中に、こんなに冤罪が溢れているのかと驚かされます。きっと数えきれないくらいの冤罪があるのだと思います。この会の果たす役割は大きいものになると確信しています。