そこで新プロジェクトのタイトルは「日本で唯一の冤罪ラジオ番組はまだまだ続けなくてはいけない使命がある」となったとのこと。
https://readyfor.jp/projects/stop_enzai

昨年は袴田巖さんの無罪が確定し、それに続く福井女子中学生殺人事件でも再審開始が決定され、再審開始の風が吹いていることを実感します。超党派の「えん罪犠牲者のための再審法改正を早期に実現する議員連盟」も結成され、議員立法で法案提出、早期の再審法改正を目指していますが、法務省が法制審に諮ると言い出して（要するに議員立法で法改正させたくない）、予断を許さない状況です。

冤罪は袴田事件や狭山事件だけではありません。ニュースにならない名もない冤罪事件が日本中に散らばっています。「他にもこんなに冤罪があるんですよ」と番組で訴え続けて行かなくてはいけないと考えています。この番組は、冤罪被害者、弁護士、元ボクサー、映画監督、冤罪事件の支援者、ミュージシャンという、これまで接点がなかった人たちがチームとなり、リレー方式で番組を進めましたが、残念ながら桜井昌司さんは2023年夏に直腸癌のため亡くなってしまいました。今後は冤罪犠牲者の会事務局長として番組を継続していくつもりです。

今回は目標額を設定して、一定期間内にゴールを目指す方式ではなく、「継続支援」というマンスリーサポーターを集める形のクラウドファンディングです。月1000円でも2000円でもOK！　支援の期間も「半年やってみよう」「1年間やってみよう」と自由に気楽に決めていただけます。3月3日10時にスタートしています。是非、ご協力ください。宜しくお願い致します。