6月7日 菊池事件 -司法の責任を問う-院内集会の報告です。

当日の動画をアップしましたので、ぜひご覧ください。
https://youtu.be/hu8d36raPAU
弁護団の吉野雄介さんが先に菊池事件の全体像がわかる解説をしてくださったおかげで、事件に詳しくない方も、理解することができました。
徳田靖之さんは1時間20分、立ちっぱなしで熱のあるすばらしい講演をしてくださいました。
菊池国賠の原告のお一人である竪山勲さんのアピールは、まさにFさんの代弁者という役割で、たいへんに力のあるアピールでした。今回は共産党の清水忠史 衆議院議員が会場をおさえてくれたり、多大なご尽力をいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。院内集会ということで、国会議員の方々よりメッセージをいただきました。

 

お名前を載せます。本文はこちらからご覧ください。50音順 敬称略
・阿部知子 衆議院議員 立憲民主党
・泉健太 衆議院議員 立憲民主党
・金子恭之 衆議院議員 自由民主党
・川内博史 衆議院議員 立憲民主党
・清水忠史 衆議院議員 共産党
・高橋千鶴子 衆議院議員 共産党
・橋本岳 衆議院議員 自由民主党
・福島みずほ 参議院議員 社会民主党
・本多平直 衆議院議員 立憲民主党
・宮崎政久 衆議院議員 自由民主党
・森山 𥙿 衆議院議員 自由民主党

また当日徳田さんへの質問を募りましたが、以下に徳田さんの回答をまとめました。(PDFをダウンロードできます)特にこれは読んでいただきたいので、抜粋します。
Q:Fさんの死刑執行を許可した法務大臣の名前を教えてください。
A:中垣國男法務大臣です(在任期間1962/7~1963/7)
(参考までに):全患協ニュース203号(2962/12/1)に中垣法務大臣が、なぜ死刑執行許可をしたのかの問いに「たまたま書類が上にあったので諸般の情勢から判断して捺印した」と回答。
また中垣法務大臣は1年間の在任中に33名の死刑囚の死刑執行命令に署名しています。以上報告でした。

会場の写真は協賛の「ハンセン病問題を共に学び共に闘う全国市民の会」の加味美昭さんの撮影です。加味さん、ありがとうございました。