お陰様で森田義男講演会は無事に終了しました。

2021/10/16(土)に開催した、冤罪犠牲者の会総会を兼ねた森田義男講演会は、コロナ禍にもかかわらず、無事に終了することができました。

当会発起人の桜井昌司さんによる勝利報告に続き、2名の女性が冤罪体験をスピーチしてくれました。おふたりは実名報道されたことによる被害が大きく、写真撮影不可、と来場者にお願いしたうえで登壇していただきました。不幸にも小さなお子さんが亡くなってしまいました。しかし、警察は一番愛していた母親に「虐待して殺した」と言いがかりをつけ、逮捕してしまいます。おふたりの話は、冤罪関連のイベントで聴いてきた体験談とは大きく異なる、衝撃的な内容でした。

税理士・不動産鑑定士で『裁判所の大堕落』の著者、森田義男さんによる「裁判官は『無能』である」と題する講演もぐいぐい引き込まれる内容でした。森田さんは「土地評価などの裁判を20~30件経験し、全部勝てるはずが、大半が敗訴。何かがおかしい、とに裁判所を研究しはじめました。「仕事で『有能』とは、使命感があること。試験に強いというのは小さな要素の1つ。日本の裁判官は使命感を放棄している。警察や検察が冤罪をつくろうとしても、裁判官が有能ならば、防げる」と訴えました。(ジャーナリストの寺澤有さんの記事より転載。)

この日の模様は、女性スピーカー2人を除いて、後日動画を公開します。お楽しみに。