菊池事件「再審請求人募集」のお知らせ

2月26日、熊本地裁において菊池事件の特別法廷は「憲法違反」と断罪されました。ならば再審をせよ!と検察庁に要請しました。8月いっぱいの回答期限に対して検察は8月31日、回答はまだできない旨の連絡をしてきたそうです。
ならば私たちで再審の扉をこじ開けましょう。
チラシをアップします。こちらに記入して、FAX、郵送してください。9月30日締め切りです。
ちなみに「国民的」となっていますが、国籍は問いません。
ここで解説。再審請求できるのは、ご本人、ご家族、検察に限られています。しかしFさんはすでに死刑執行されており、ご家族もハンセン病家族として熾烈な差別にさらされているため、とても再審請求などできないのです。残るは検察ですが、これもいまだに回答ありません。
この再審請求は「運動」なのです。できなくても請求する、そしてこの理不尽極まりないこの国の再審制度を真っ向から問うものです。
この呼びかけを聞いて、司法制度の枠組みだけで闘っていた自らを恥じ入りました。何度も書きますが、これは日本の司法制度への問いかけです。菊池事件に限らず、冤罪を闘う人はぜひ参加してください。この大衆運動を大きくして、再審の壁、制度の壁を突き破ろうではありませんか!たくさんの仲間を必要としていますので、ぜひ再審請求者として名を連ねてください。